交際を途中で終わらせないためには

  • 2020年07月5日

結婚相談所のお見合いから仮交際へ進んだ場合、この交際は相思相愛の状態から始まった交際とは異なり、

ちょっとした価値観の違いやフィーリングの合う合わない、気持ちのすれ違いや感情の温度差によって、

あっけなく交際が終了してしまうことがあります。

これを繰り返していると、結婚相談所の活動とはいえ、やはり婚活疲れになってしまうわけですね。

ですので、交際を途中で終わらせないための対策はしっかり立てておく必要があるんです。

では、交際が簡単に終了してしまわないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。

その基本的なことをご説明していきます。

 

何かのキッカケで出会って、また会いたいと思う人はどんな人でしょうか?

誰でも思いあたると思いますが、「一緒にいて楽しい人」ですよね。

とくに女性は「自分を楽しませてくれる人」であれば、次も会ってくれる確率は高くなります。

お見合いからの交際も同じで、初デートが楽しければ次も会いたくなりますし、毎回楽しいデートが続けば

途中で交際を打ち切る理由は見つからなくなります。

楽しませてくれる人とは、別にお笑い芸人さんのようにギャグを言ったり、おもしろいネタで笑いを取る

ということだけではありません。

要は、感覚の問題です。

男性の話し方や表情や仕草、一緒にしている行動などが女性にとって心地よかったり、気持ちよかったりすると

感覚的に楽しくなるんです。

この感覚を受けると、また同じような快感を得たいと思うので、また会いたいと思うわけです。

次に会ったときにも、同じように女性を楽しませることができれば、「会いたい気持ち」はさらに強化され、

このまま順調に交際は進展していくはず。

ですから、男性は、もしお見合いして女性と仮交際にこぎつけたら、とにかく相手を喜ばせる工夫をしたり、

気持ちよくさせる雰囲気づくりに全力を尽くすことです。

仮交際というのは、まだ恋人同士のお付き合いのレベルにはなっていませんから、まずは2人でデートを楽しむ、

楽しい時間を共有することを心がけましょう。

初期段階のこのがんばりでうまく女性の気持ちが自分に向いてくれて、2人の気持ちが高まり、交際が加速すると

ただ一緒にいるだけでも楽しくなりますので、真剣交際が気持ち的にも楽になると思います。

このような状態に持っていければ交際が途中で終わるリスクも少なくなります。

そのためには男性がホストとして積極的に交際を盛り上げていかなければなりません(笑)

また、いろいろなカップルを見ていると、この2人がこの先も交際が続いていくかどうかというのがよくわかります。

交際中の2人の会話や行動から読めるんです。

それは男性と女性のどちらが主導権を握っているかで、ある程度の想像がつくんですね。

どちらか一方が圧倒的に主導権を握っているようだと、恐らくこの交際は途中で終わってしまうかもしれないと。

なぜなら、心理的に気持ちの温度が低いほうが主導権を握る傾向があるんです。

2人の関係に関心が薄い人がリードするという原理からです。

好意が強いほうは、その関係に依存する傾向がより強く、相手を簡単に失いたくないという気持ちが働きます。

そのために、好意の薄いほうの相手の要求を黙って認めたり、受け入れたりしてしまうわけです。

要するに、嫌われて交際を終了されるのが怖くなるんです。

たとえば、女性の交際のモチベーションが上がらない段階では、好意のある男性のほうが相手の意思を尊重したり、

要求や希望を受け入れたりしながら、連絡を取る回数やデートするペースを合わせたりします。

でも、それが長くなると男性のフラストレーションが溜まり、だんだん交際意欲が低下していくことがあります。

ですから、この好意の深さに微妙な温度差があると、2人の間に力関係を作り、ちょっとした気持ちのズレや

考え方の違いでいっぺんに関係が崩れる可能性があるということです。

実は、男性と女性ではこの好意のピークが訪れるタイミングが異なるため、そこで大きなギャップを感じてしまう

ことが多いんですね。

男性の場合は、出会ったときに相手のことを気に入ると瞬間湯沸かし器のように気持ちが一気に盛り上がり、

交際が始まった瞬間に気持ちのピークを迎えます。

そして、交際が進み安定した関係が築かれていくうちに相手への熱はだんだんと落ち着いていくんです。

一方で女性の場合は、最初は男性に対して警戒心などもあり、安心感や信頼関係を大切にする傾向があるため、

気持ちのピークは交際を始めてしばらく経ってから徐々に訪れます。

そのため、男性は交際のスターしたばかりの頃はがんばりますが、いざ交際が安定期に入ると手を抜き始めて、

女性が好意を感じてくるる頃には男性の気持ちは落ち着いてしまい、そこで気持ちのギャップが生じてしまう

ということも少なくありません。

この気持ちの温度差が交際に大きな影響を及ぼすのが、お見合いという出会いの難しさかもしれませんね(笑)

もし、お見合い相手と少しでも長く付き合いたいのであれば、この温度差を徐々に縮めていかなければなりません。

相手が自分のことを好きだろうと感じたら、自分も相手のことを好きになるように努力したほうがいいですし、

相手が少し冷めているようなら、先走りしないで自分も少し冷静になってゆっくりと交際を進めるようにします。

この気持ちの温度差をなるべく同程度に保てれば、交際が途中で終わってしまう確率は低くなるでしょうし、

2人の仲はゴールに向かって前進していくはずです。

そして、2人の気持の温度が高水準に達し、そのまま同じレベルで推移していけば、結婚ということになります。

もちろん、交際を終了させずに順調に結婚に向かっていくためには、サポートする専門家の力も重要だと思います。

そこはお任せください(笑)

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