お見合い交際の進め方と結婚の見極め方
- 2018年02月9日
結婚相談所のお見合いからスタートした場合の交際期間は、3ヶ月が目安になっています。
恋愛結婚と比べると非常に短く、この期間で本当に結婚が決断できるのか不安に思う人も少なくありません。
でも、実際は、真剣に結婚を考えた2人が出会えば、決して短い期間ではないのです。
当会で成婚されるカップルの交際パターンを見ても、ほぼ3ヶ月で決まるケースが最も多くなっています。
では、なぜ3ヶ月くらいで結婚が決まっていくのか、それは自分の行動と相手の見極め方によるところが大きいので、
そのポイントをご説明したいと思います。
<お見合いでの見極め>
・見た目は許容できるか。(ルックスや印象など)
・話し方、しぐさ、表情、癖など生理的に受けつけないものはないか。
・普通に会話のキャッチボールができるか。
・フィーリングや波長、考え方が全く合わないことはないか。
・結婚相手として絶対に無理な条件を持っていないか。
まずは、「この人とは、どうやっても交際できない。結婚できない」というラインを見極めます。
ここで引っかかるものがあると、その後いくらがんばってデートを重ねても、いづれ交際を終了する可能性が
高いと思います。
<初デートでの見極め>
・一緒に食事をしていて不快に感じることはないか。
・趣味や休日の過ごし方で共感できないところがないか。
・最低限のデートのマナーやエチケットは守れるか。
・会話していてツマラナイと感じることはないか。
・違和感のないデートファッションをしているか。
ファッションや食事の仕方やマナーがなっていないというのは、デートに気合いが入っていない可能性があり、
あなたに対する興味や好意が感じられないため、交際が軌道に乗るまで時間がかかるかもしれません。
また、最初から話が噛み合わずに楽しい時間を過ごせないようでは、恋愛感情も湧きにくくなります。
<2回目のデートでの見極め>
・初デートのときよりも親しみを感じているか。
・お互いのプライベートの部分で突っ込んだ話ができたか。
・社会人として常識的な行動がとれているか。
・少しでも2人の結婚後をイメージできるか。
・どうしても気になる点や嫌なところがないか。
ここで前向きに交際に進められそうかどうかを判断していくことになります。
何か違うと感じたり、自分とは合わない、好きにはなれそうにないと思ったら、次のステップへ進むのが
難しくなりますので、ここで交際の辞退を考えてもいいでしょう。
相手の様子や態度をしっかりチェックしたいところですね。
<3回目のデートでの見極め>
・言葉づかいや話し方に堅苦しさはなくなっているか。
・長所よりも短所のほうが気にならないか。
・軽いスキンシップは取れる雰囲気になっているか。
・経済観念や結婚感などの価値観に大きなズレはないか。
・恋愛対象としてのデートができているか。
お互いに結婚相手として徐々に意識してきますので、相手の反応が良好で行動が積極的であれば、
真剣交際を考えてもいいと思います。
今までは様子見という状態だったものが、だいぶ前進してきますので、この段階で弾みがつけば、
急速に信頼関係ができてくるはずです。
<4回目のデートでの見極め>
・恋人感覚で毎回デートを楽しめているか。
・好意を自覚できるか。
・結婚の条件で欠如しているところはないか。
・結婚前提の真剣交際を考えられるか。
・一緒にいて疲れたり窮屈に感じることはないか。
それなりに会っていれば、お互いの気持ちを優先して交際を進めていくようになります。
毎週会っていても感情が全く動かず、交際のモチベーションが上がらないようなら結婚は厳しいと思われます。
冷静に自分の気持ちを確かめてみましょう。
<5回目以降のデートでの見極め>
・心を開いてざっくばらんに何でも話し合えるか。
・いつも自然体でいられ安らぎを感じられるか。
・男女のコミュニケーションに抵抗はないか。
・お互いの将来のビジョンをしっかり理解できているか。
・揺るぎない信頼関係ができているか。
ここまでの段階でこれらが全てクリアーされていれば、交際3ヶ月以内の結婚も現実的になってくるでしょう。
結婚相談所のお見合いから入る交際は、デートを重ねるたびにハイスピードで結婚へ向けて進んでいきますので、
無駄なタイムロスというものがありません。
1回会うごとに次のステップへ進めるかどうかを見極めながらの交際ですから、結論が早く出るのも当然なのです。
何回かデートして、「この人!」と思えたら、あとは覚悟を決めて相手との交際に専念しましょう。
お見合い交際の進め方や結婚の見極め方をここまで細かく教えてくれる人はほとんどいないと思いますので、
結婚相談所で活動中の方は、交際相手ができたら、ぜひいつでもチェックできるようにしておいてくださいね(笑)