お見合い後の返事に迷ったときの判断
- 2018年01月20日
結婚相談所では、お見合い終了後に交際を希望するかどうかを判断し、それぞれ返事をすることになっています。
そのときに迷わず判断できればいいのですが、「どうしたらいいのか・・」とかなり悩む方も多いんです。
それは当然のことで、初対面で会って1,2時間くらい話をしただけで、「交際するかしないか」を判断するのは
簡単なことではありません。
逆に、見ず知らずの人にひと目惚れしたり、好意を感じて、「ぜひ交際したい」と思うほうが不自然なわけです。
迷わずに判断できれば良いのですが、返事に迷ってしまい、「この場合は、どうしたらいいのでしょうか?」
といった会員様のご相談も多いんです。
結論から言うと、迷っているなら、もう一度だけ会ってみてください!
「自分とは合わない」「連絡を取るのも気が重い」「また話をしてみたいとは思わない」と明確にNOと判断できれば
ご縁がなかったということで返事をすればいいのですが、「可もなく不可もなく、よくわからない」という状態であれば、
もう一度会って、いろいろ話をして、「この先も交際ができそうかどうか」を改めて考えたらいいと思います。
つまり、お見合いの第2ラウンドという感覚ですね。
最初のお見合いとは違うリラックスした雰囲気の中で、もっとお互いを深く話すことで、何か新しい気づきがあったり、
第一印象が変わったりということもあります。
今度は時間を気にせずにゆっくり会話すれば、フィーリングや波長が合う合わないもある程度見極められるはずです。
そこで改めて交際の可否を判断してもいいでしょう。
迷うということは、少なくとも上手くいく可能性が残っているということです。
その可能性を簡単にゼロにしてしまうのは、とてもモッタイナイ話ですよね。
また、顔を合わせる回数が増えるだけで好意を抱きやすくなるという「単純接触効果」にも期待できると思います。
2度会えば親しみを覚えるでしょうから、最初のお見合いのときと違う前向きな感情が芽生えるかもしれません。
そのあと3度、4度と会っていくうちに気持ちがどんどん良い方向へ変化していくことも多いんです。
最初はフラットな気持ちが、会えば会うほど「好き」な気持ちに変わり、いつしか結婚へ向けて交際が加速していきます。
ですから、1回のお見合いだけで断らずに、その可能性を追求するのも無駄ではありません。
それから、昔ながらのお見合いという固定観念があると、交際=結婚という図式を当てはめてしまいがちですが、
その「すぐ結婚」を強く意識してしまうと簡単に返事ができなくなると思います。
確かに結婚相談所のお見合いですから、友だちや彼氏彼女を探しにきているわけでありません。
ただし、現代のお見合いは、出会いのキッカケを作るツールの1つとしての役割が大きいんですね。
ということは、お見合い後にもう一度会ったからといっても結婚相手として考える必要もありませんし、
むしろ、結婚前提の真剣な交際に突入するまでは結婚相手という目で見ないほうがいいでしょうね。
いきなり、主人、父親、一家の大黒柱という目でシビアに見ながら会ってしまうと、どうしてもジャッジが厳しくなり
恋愛感情が湧き上がる前に交際に終止符を打ってしまうことになるかもしれません・・
お見合い後に初めて会う場合は、いかに相手と楽しい時間を共有できるかに重点を置き気軽に会話しましょう。
まだ将来について話し合う段階ではなく、お互いのことを詳しく知っていくための前哨戦なんです。
そのくらいのレベルの交際と思えば、返事をするハードルも低くなりますよね。
その結果、もし相手とフィーリングや波長が合わないと判断したのであれば、次の再会を辞退すればいいだけです。
極論すれば、「全く希望条件が合わない」「生理的に無理そう」「不快な気分になった」という状況がなければ、
お見合い後の返事は、「とりあえずOK」にしてもいいのではないでしょうか。
どこでどんな風にご縁に繋がるかわかりませんので、一発で判断せずにもう少しがんばって会ってみてください(笑)