婚活|理想の人と運命の人の違い
- 2017年05月18日
たまに勘違いしている婚活中の人を見かけるのですが、ズバリ理想の人と運命の人は違います。
理想の人とは、あなたの顕在意識が「望ましい」と判断した異性を指します。
たとえば、年齢、外見、学歴、職業、年収、身長、家柄などといった外的な条件が主になります。
つまり、お互いの内面や心のつながりを考慮することはないのです。
したがって、目の前に「理想の人」が現れ、交際がスタートしたとしても、相手の外的な条件が変わったり、
交際が深まるにつれて条件が合わなくなると、相手のことを嫌になってしまう可能性があります。
ところが、運命の人は、あなたの本能ともいうべき潜在意識が「何となく良い」と判断するんです。
たとえば、お互いの波長が合い、一緒にいるだけで安心感に浸ることができるなどの精神的な部分が
大きく関わってきます。
ですから、希望条件から外れていたとしても、条件が悪化したとしても、相手への思いは変わりません。
「結婚相手(夫、妻)は、理想のタイプではなかったけれど、何となく結婚した」という話しをよく聞きますが、
これはまさに運命の人と言えるでしょう。
それでは、婚活中に出会った人や目の前にいる人が運命の人かどうか、どうやって判断したらいいのか
その見極め方は次の点だと考えます。
◆お互いに信頼し合え、深い愛情を感じる
◆出会った瞬間に不思議な親近感を覚えた
◆趣味嗜好や思い出など共通する点が多い
◆会っていると安らぎを感じたり、心が癒される
◆特別な会話がなくても楽しい気持ちでいられる
◆何かすることもなくずっと一緒にいても飽きない
◆相性のバランスが良く、フィーリングも合う
◆お互いの欠点や弱い部分をフォローし合える
◆お互いの価値観や人生観が似ている
◆一緒にいるとリラックスできて、自分らしくいられる
◆お互いの人格や人間性を尊重し合える
◆どんなことでも心を開いて本音で話し合える
◆悩みや困りごとがあったときは素直に相談できる
◆2人の未来を想像したときに幸せな気持ちになれる
これらの項目の中で、該当箇所が多いほど相手が運命の人である可能性が高いと思われます。
もし交際相手との結婚を迷うようであれば、交際を重ねながら、該当する項目がいくつあるか、
慎重に確かめていけば気持ちの整理がつきやすいでしょう。
運命の人と出会うと、身体が元気になったり、仕事が好転したり、ハッピーな出来事に遭遇するなど、
日常生活においてポジティブな現象が現れることがしばしばあります。
理想の人と出会っても、内面が自分とは不釣り合いとなると、心身共にリラックス状態がなくなり、
日常生活にも張り合いが持てなくなったり、ネガティブな気分のまま時を過ごす可能性があります。
これも、理想の人と運命の人との違いと言えるでしょう。
お見合いでも、自分の理想とする条件を持った人とたくさんお会いし、たくさんの人と交際に進んでも、
結果的には、「自分とは合わない」という理由でご縁を潰してしまうケースはとても多いんです。
それでも、理想の人を追い求め、本当の運命の人が現われても全く気づかず、せっかくの大チャンスを
みすみす見逃してしまうことさえあります・・
幸せな結婚=理想の相手との結婚、と履き違えているのは、大変残念ですね。
幸せな結婚を目指すなら、運命の人をしっかり見極めていく必要はあると思います。
ラッキーなことに何もかもが理想にピッタリの人と結婚できたけれど、毎日がケンカばかりで心が満たされない、
そんな生活が続いたら本末転倒です。
「何のためにあれだけ婚活をがんばったのか・・」、実はこれは本当にあった声です(笑)
運命の人と出会って結ばれることの大切さが分かったとしても、実際にそんな運命を感じる人と出会わなければ、
幸せな結婚は実現できませんよね。
また、理想の人との出会いがたくさんあったとしても、その中に運命の人がいなければ結婚は厳しいでしょう。
ですから、本当の恋愛や幸せな結婚を考えるのであれば、理想の人と出会う戦略より運命の人と巡り会う方法
を見つけることが、とても重要になるのではないかと思います。
そして、いち早く結婚するには、そのほうが断然簡単です(笑)