結婚相談所の男性の入会条件
- 2018年06月18日
先般面談に来られた男性から、こんな質問がありました。
「いろんな結婚相談所のホームページを見たら、男性は入会資格が大卒以上&年収600万以上とか
他にも条件を限定したり、年齢を制限したりしているところも多いようなのですが、なぜですか?」
これには回答に少し困りました・・
たとえば、高条件が備わっているハイスペックな男性というのは、女性には人気なので、あまり手をかけなくても、
結婚が決まりやすい傾向があるんですね。
つまり、楽して収入に結びつけやすいということもあると思います(笑)
逆に、結婚相手としての条件が悪いと、なかなか活動が上手くいかなくて手間ばかりかかる可能性はありますし、
結婚をまとめにくくて利益にも繋がりにくいから、会員として受け入れたくない・・という結婚相談所もあるようです。
結局は、結婚相談所の相談員やカウンセラーが「結婚に導く自信がない」ということになると思うんです。
そんな結婚相談所の内輪の事情によって入会条件が決められるのではないでしょうか。
この男性は、33歳で専門学校卒の年収400万円という状況だったため、その事情を柔らかく伝えました(笑)
実は、結婚相談所の相談員や仲人、カウンセラーによっては、自分がお世話しやすい人、しにくい人がいたり、
属性によって得意、不得意があったりするわけです。
男性が得意、女性が得意、若い子が得意、中高年が得意、30代が得意、ハイスペックが得意、お嬢様が得意、
などなど。
ですから、最初から入会条件を限定するのも仕方ないのかもしれません。
結婚相談所の相談員やカウンセラーも人間ですから、苦手なこと、面倒なことは、なるべく避けたいでしょうし、
やはり得意分野に力を入れて効率よく稼ぎたいということですね(笑)
ただ、本来の結婚相談所の役目を考えると、これは一種の手抜きにも思えるのですが・・
彼は、高級感を売りにしている結婚相談所の説明を聞きに行ったときに、やんわりと入会を断られたそうです。
そんなこともあり、結婚相談所の入会条件についての理由を説明すると落胆するんじゃないかと思っていたら、
意に反して、「それじゃ自分が結婚してみます!」と力強く言って、入会手続きを取られました。
当会では大卒以上でなくても、年収が大したことなくても、有名企業勤務でなくて、立派な肩書がなくても、
多くの普通の男性が結婚が決まっているので、「すぐ結婚しちゃってください!」と言うだけでした(笑)
結婚相談所を始めたばかりの人や結婚相談所の運営経験が浅い人などは、割と入会条件を絞っているケースが
見受けられますが、これもまた仕方のないことだと思います。
自分の手に負えないような人、面倒を見切れないような人を会員として迎えたら仕事にならないはずです。
最初は、自分の力量の範囲でお世話するのが鉄則になりますからね。
当会のスタッフは海千山千のベテランですので、得意、不得意もなく、どんな条件の方でも対応しちゃいます(笑)
そもそも結婚相談所って、思うようにご縁を見つけられない人を入会対象するのが本筋だと思うんです。
ですから、ハイスペックではない彼の言葉を聞いたときには、こちらまで俄然ファイトが湧いてきました。
正統派の結婚相談所の馬力を見せてあげましょう(笑)