結婚相談所の担当者が自分に合うか合わないか
- 2019年10月10日
「結婚相談所の選び方」なんてのをネットで検索すると、膨大な数の情報が出てくると思います。
その真偽はさておき、最も多く書かれていることは「担当者が自分に合っているかどうか」ではないでしょうか。
結婚相談所の仲人やカウンセラーと、うまが合うか、波長が合うか、相性が良いか、ということです。
確かにこれは結婚相談所選びで、とても大切なポイントだと思います。
まず担当者と自分とが性格的に合わなければ、活動が上手く進まないでしょうし、モチベーションも上がらないはずです。
下手したら活動が苦痛に感じてきて、途中で婚活を投げ出してしまうようなことになるかもしれません。
これではお金をかけて結婚相談所に入会した意味が全くなくなりますよね。
ですから、担当者と二人三脚で結婚を目指していく結婚相談所にとって、自分の担当者と合う合わないを最初に考えることは
絶対に必要になるわけです。
しかし、果たしてそれだけで結婚相談所を選んでも大丈夫なのでしょうか?
答えは、もちろんノーです。
結婚相談所へ登録する目的は、「自分自身が一刻も早く結婚するため」ですよね。
決して担当者と仲良くして楽しく活動を続けることではないはずです。
本来の目的から外れて、いつまでも友だちのように仲良しこよしで婚活を楽しんでいたのでは本末転倒なわけです(笑)
でも、実際にはそのような結婚相談所も少なからず見受けられるんですね。
フレンドリーと称して会員様と飲んだり食べたり、遊びに出かけたりとプライベートでも親交を図るケースはよくあります。
もちろん、これも会員様とコミュニケーションを取っていく手段ですので、否定するつもりは全くありません。
実は、当会でもそんな楽しいコミュニケーションはあります(笑)
問題なのは、まともなサポートができていないのに、ただ気が合う会員様と親しくしているだけということです。
たとえば、会員様から相談を受けても、周りの友だちにも言われるような当たり障りのないアドバイスしかないとか、
深刻な悩みを打ち明けられても、お母さんと同じように優しく話を聞き、励ますだけで、適切な助言がないとか、
何かに困っていても、同僚のように事務的にフォローするだけで、その先に続く指導がないなどがあるようです。
要するに、人は良いけど、仲人としての能力や技術が未熟だったり、プロ意識が希薄だったりということです。
自分と気が合って、サポートしてもらうぶんには楽だし、居心地良く活動もできるため、とても満足感は高いでしょうけど、
所詮それだけでは結婚はなかなか見えてきません・・
まだ何1つ実績のない立ち上がったばかりの結婚相談所のホームページに、「自分に合った結婚相談所を選びましょう」
と書いてあっても「?」ではないでしょうか。
担当者との相性がピッタリでも一抹の不安は感じますよね(笑)
経験や実績はさておき、そのようにアットホームを売りにしている結婚相談所はとても多いように感じます。
また、大手の結婚相談所でよくある話ですが、最初に会った担当者が親身に話を聞いてくれて、凄く良い人だったので
その担当者を気に入りお世話になりたくて入会を決心したのに、いざ活動となったら全く違う人が自分の担当だった・・
せっかく最初の担当者と気が合い信頼して入会しても、結局何もならなかったわけです。
結婚相談所の担当者が自分と合うとか合わないという問題ではありませんでした(笑)
自分の婚活が楽しく進むように結婚相談所の仲人やカウンセラーと綿密にコミュニケーションを取っていくことは大切です。
ただし、あまりにも親密な付き合いになってしまうとデリケートな部分でトラブルが発生することも少なくないようです。
ですから、担当者が公私混同と思えるような行動をとってくる場合は、充分に注意しておいたほうがいいかもしれません。
つまり、見るべきところは、結婚相談所の担当者が自分と合う合わないではなく、心底から自分の力になってくれるか、
自分のために情熱を注ぎ込んでくれるのかだと思います。
結婚相談所の選び方は、意外と難しかったりします(笑)