結婚相談所における仮交際と真剣交際の違い
- 2019年09月20日
結婚相談所の交際には、仮交際と真剣交際というものがあります。
そう聞くと少し奇妙な感じがすると思いますが、何が仮で何が真剣なのかという明確な線引きがあるわけではありません。
考え方としては、まだ不安定な交際の初期段階から交際の安定期に入った中期段階を区別するステップということで
結婚相談所で業界用語的に使われているんです。
仮交際と真剣交際の違いは、お互いの気持ちです。
仮交際中は、お見合いで知り合ったばかりで、まだお互いに恋愛感情が芽生えていない友だち感覚の状態のため、
結婚前提のお付き合い前という意味で「仮」と定義されています。
ですので、この先どうなるかも全く見えていない仮交際の場合は、複数の人とお付き合いをすることも可能なんです。
もちろんこの段階ではラブラブな恋人同士にはまだなっていませんから、二股交際ということとは違います(笑)
しかし、真剣交際となると、お互いに恋愛感情も芽生え始め、結婚を視野に入れてお付き合いを進めていくことで
2人で同意しているわけですから、その相手との交際に専念する必要があります。
そうなると、もし他に仮交際中の相手がいた場合、そちらの方との仮交際は終了し、1人に絞らなくてはいけません。
そして、真剣交際へ進むためには、「ずっと一緒にいたい」「もっと関係を深めたい」「この人と家庭を築きたい」など、
真剣に結婚を考えた積極的な気持ちがあることが前提です。
恋愛における交際は、結婚する意志がなくてもお互いに好きという感情だけですぐにお付き合いすることもできますが、
結婚相談所における交際の場合は、結婚を考えられる相手とだけ本格的な交際へ進むことになります。
結婚相談所の場合は、相手を好きになれそうか、結婚を考えられそうかを見極めるために仮の交際期間があります。
この期間を設けているのは、表面的な結婚条件だけでなく、性格や人間性などの内面的な要素をより深く知るためです。
フィーリングや波長が合う、価値観が似ている、相性が良さそう、といったことで好意の尺度も測ることになると思います。
仮交際中に、「一緒にいたい」「もっと仲良くなりたい」と前向きに交際の継続を考えられる相手と判断したときは、
結婚を前提とした真剣交際へ進みます。
その際には、相手に好きという気持ちと結婚に向けての誠意をストレートに伝えるのが一般的です。
相手に気持ちを伝える際は、「結婚前提にお付き合いをしてください」「好きです。本気で結婚を考えています」などと
結婚したい気持ちを伝え、真剣交際への意思表示をしましょう。
その申し出を受けて、相手も「わかりました。よろしくお願いします」となったら真剣交際に突入することになります。
ただ、この意思表示はプロポーズとは違いますので、あまり深刻に考えず、気楽に切り出してみてもいいかもしれません。
また、そのときに大切なことは、事前に相手の気持ちを見極めておくことです。
何度も楽しくデートをし、良い雰囲気でコミュニケーションも取れていて、相手も自分に好意を持ってくれていると感じたら
それがちょうどいいタイミングだと思います。
もし、すでにラブラブな状態になっているのであれば、何も迷う必要はありません。いつでもどうぞ(笑)
中には、仮交際とか真剣交際といった概念がなく、交際スタート時から真剣交際の意識で成婚まで突っ走ってしまう
相思相愛のカップルもいるんですね。
結婚相談所の交際とはいえ、当然それもアリです(笑)
効率的に真剣交際に入りたければ、仮交際中に、相手の気持ちを読み取り、2人の考え方や気持ちに温度差がないか
ちゃんと確認しておいてくださいね。
仮交際と真剣交際の違いと目安は、大体こんな感じになります。
・仮交際
仮交際の期間は1カ月~3カ月
お互いを知るために週に一度くらいのペースで会ったり、デートを重ねていきます。
この段階ではまだ一人に絞らず複数人との交際が可能です。
・真剣交際
真剣交際の期間は1カ月~2カ月
いわゆる恋人同士としてデートを重ね、結婚についての話し合いも進めていきます。
他の方とのお見合いや交際はストップし、結婚前提の本格的なお付き合いに入ります。
結婚相談所へ入会し、交際相手ができたからといってすぐに結婚が決まるとは限りません。
いくつかのステップを踏みながら徐々に結婚へ近づいていくわけです。
ときには、相手から断られて傷ついたり、交際中に壁に当たり悩むこともあると思います。
そんなときは、すぐに結婚相談所の仲人やカウンセラーへ相談しましょう。
当会では、数多くのカップルを誕生させたプロに相談することで交際が劇的に加速するケースが多々あるんです!
そして、マッチングアプリなどとは違い、仮交際や真剣交際が意識付けされますので、曲がった出会いにはなりません。
安心して一歩一歩着実に結婚を目指せますよ。