結婚相談所で成婚退会した後の破談

  • 2020年11月28日

正直な話、結婚相談所で結婚相手が見つかり無事に成婚退会しても入籍には至らないこともあります。

退会した後に、お互いの考え方が合わなくなったり、結婚観などの価値観の違いを感じたり、急に熱が冷めてしまったり、

どちらかに結婚が厳しい事情や問題が発覚したり、親御さんの同意を得られなかったりといろいろな理由があります。

当会で成婚した会員様の中にも、何かの原因で婚約が破談してしまい、また退会後に舞い戻ってきて婚活に再チャレンジする

というケースも稀にあるんです・・

そして、再び結婚が決まって再び成婚退会していくこともよくあります。

結婚相談所2度目の卒業ですね(笑)

ちなみに、当科では成婚退会した後、すぐに破談してしまった場合には、支払っていただいた成婚料を全額返金しますし、

改めて活動をし直して再成婚となったときにその分を充当させていただくこともあるんです。

それで、「良心的で助かります」と言われるわけですが、結果として、それが再チャレンジする気持ちになるようです。

ただ、同じ成婚退会後に破談になるにしても、お互いの意志で納得して別れるならこれは仕方ないことだと思いますけど、

実は、そうではない場合もあるんです。

当会には、他の結婚相談所で成婚したものの、その後に上手くいかなくなってご相談に来られる方も少なくありません。

そうなった経緯を聞くと、2人の結婚の意志がまだ完全に固まっていないうちに、担当者に半ば強引に成婚退会を勧められ、

その流れのまま退会手続きを取ってしまった・・なんてことがあるようです。

「3ヵ月以上交際しているのだから成婚退会でいいですね?」という感じで押し切られてしまうのでしょうね。

中には、初めから「3カ月交際したら成婚扱いとなります」という規則にしているところもあるのだとか・・

もちろん、そこには本人の気持ちは考慮されていないので、形式だけの成婚です。

考え方としては「一応ご縁を取り持ったのだから、その後は自由に交際を続け、結婚するかしないかは2人の問題ですよ」

ということ。

このようなやり方で成婚率の高さを大々的にPRしている結婚相談所もありますから、鵜呑みにしてはいけません(笑)

当然ながら、まだ仮交際の段階で2人の関係が中途半端な状態のまま成婚扱いにされ結婚相談所を放り出されてしまったら、

そのまま交際が沈んでいく可能性が高いと思います。

せめて真剣交際になり、ある程度は結婚に向けての話し合いが進んでいる段階で成婚退会の提案をしてほしいものです(笑)

このように明確な婚約になっていないと、結局は目的を達成することもなく、振り出しに戻ってしまうわけですね。

当会では、2人でしっかり結婚の約束をしたと報告を聞き、事実を確認してから、本人の意志で成婚の申し出をしてもらい、

そこで初めて成婚退会の手続きを進めるようにしています。

つまり、退会するしないは完全な自己申告なので、喜びながら納得して卒業できるということです。

会員様もプロポーズが成功し、しっかり結婚を約束したうえで2人揃って成婚退会を申告されるケースがほとんどのため、

その後に破談することは滅多にありません。

同じ結婚相談所でも成婚の定義がだいぶ違うこともありますから、できれば事前に確認しておくといいでしょう。

仲人型の結婚相談所というのは、会員様に結婚してもらい、成婚料をいただくことで大きな利益になるんです。

なので、どんな手を使ってでも、早い段階で成婚させたい気持ちはよくわかります(笑)

でも、成果主義や儲け主義に走り、結婚意志が固まらないうちに強引に成婚に結びつけてしまうと会員様が不幸になるのは

目に見えています。

せっかく成婚退会したのに、しばらくして出戻ってくる姿を見ると、とても見るに耐えられるものではありません(笑)

最終的に会員様が幸せになってくれなければ、結婚相談所を本業にし、がんばってサポートしている意味がありませんので、

当会では、しっかりと目的を達成したことを見届けたいと考えています。

万が一、成婚退会後に破談してしまったとしても費用面の心配はいりませんから、安心して再チャレンジしてくださいね。

ページトップへ