男余りの時代の未婚男性の結婚
- 2019年07月15日
驚くことに、日本には、どうがんばっっても結婚できない男性が300万人もいるのだそうです。
2015年「国勢調査」によると未婚男性と未婚女性の人口差は、全年齢合計で約340万人もあります。
20~50代に限定しても約300万人も未婚男性が多いのだとか・・
これは、日本全国の未婚女性が全て結婚したとしても300万人の未婚男性には相手がいないということになります。
もっとも、未婚女性全員が結婚するわけではありませんから、実際にはもっと多くの男性が余るという計算になるんです。
これが、「男余り現象」というものだそうです。
各年代別の男余り数は以下の通りです。
15歳から74歳まで、すべて未婚男性人口のほうが多いことがわかりますよね。
75歳以上で男女逆転しますが、それは、悲しいことに未婚男性が生涯未婚のまま寿命が尽きてしまったから
と分析されています。
この300万人を超える「男余り現象」は1990年代から始まっています。
しかも現代では、20~30代の男余り数が激減し、代わって40~50代の男余りが激増しており、
2015年には40~50代の男余り数が20~30代を逆転しています。
同じ男余りといっても、かつては若い未婚男性だったのに対して、今や未婚のおじさんばかりになったということです。
1990年代以降というのは、ちょうど生涯未婚率といわれた50歳時未婚率が急上昇した時期と一致していますね。
一方で、離別死別者を合計すると、逆に女余り数は760万人を超えます。
これは、男余り総数の倍近い数字です。
ただし、そのうち85%以上が60歳以上の死別によって独身となった女性がメインなんです。
20~50代での離別死別女余り数は、約113万人となっています。
それでも、300万人の未婚男余りに対して、113万人の離別死別は女余りですから、この部分でマッチングすれば、
男余りは半減する計算にはなりますが、そう簡単なことではないと思います。
離婚した女性は、未婚男性とではなく、同じように離婚した男性と再婚するパターンが多いんです。
加えて、離婚した男性は未婚女性と結婚するパターンが最も多いようです。
ただでさえ少ない未婚女性と離婚男性がどんどん結婚してしまうわけですね。
つまり、結婚生活に不向きでも恋愛力の高い3割の恋愛強者の男性が結婚と離婚を繰り返す「時間差一夫多妻制」
が一部で起きていると言われています。
1980~2015年の35年間の婚姻中、初婚夫と再婚妻の組み合わせは全婚姻数に対してわずか6%弱にすぎません。
結婚相手の対象を再婚女性に求めたところで、残念ながら、300万人の未婚男が全て結婚できる道はほぼない
といっていいかもしれません。
未婚化、非婚化とは、「恋愛離れ」や「草食化」などという個人の価値観の問題では決してなく、人口構造上の問題
でもあるようです。
「最近は離婚も多いし、再婚を望んでいる女性と結婚するという手もある」という声もあると思いますが、
それほど甘くない現状があるわけです。
この事実を見るかぎり、未婚男性の結婚へ向けてのキーポイントは、いかに上手に婚活していくかだと思います。
自分が余ることにならないように効果的に婚活するしかありません(笑)
実は、幸いなことに今の結婚相談所では、女性の登録者が男性の登録者より断然多いんです!
つまり、女性のほうが余っているんです!
これは、上記にある世の中の未婚者の割合と全く逆なんですね。
しかも、結婚相談所ですから独身主義者や結婚できない事情がある人は1人も登録していません。
全員、本気で結婚を望んでいて、真剣に結婚相手を探している人たちです。(当たり前ですが)
そんな未婚男性にとってオイシイ出会いの場は他にあるでしょうか(笑)
また、結婚相談所の中には、結婚市場で活躍しているような恋愛強者の男性もほとんどいません。
そのような男性は、自由に女性と出会って勝手に結婚していきますから結婚相談所は必要ないことでしょう。
ということは、ライバルになるような強敵があまりいないわけです(笑)
当会では、女性との交際経験が全くない方、今まで生きてきてモテたことが一度もない方、恋愛経験が乏しい方、
そんな男性でも1年以内に素敵な女性を見つけて結婚していくパターンは、とても多いんですね。
20代、30代の男性会員様の多くは、それほど苦労することなく、すんなり決まっていきます。
もちろん当会スタッフのサポートの力はありますが、やはり男性にとって大きな需要があることも一因だと思います。
「男余り現象」は結婚相談所には当てはまりません。
ですから、未婚男性は当会のような男性に有利な結婚相談所を利用していち早く結婚してほしいと考えています。