生涯未婚率の上昇と婚活手段
- 2017年04月17日
50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、女性で7人に1人いたことが、国立社会保障・人口問題研究所の調査で分かった。こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新した。
研究所は5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。
都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手26・16%、東京26・06%が続いた。女性は東京の19・20%が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%だった。低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%だった。
同研究所が昨年9月に公表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は男性85・7%、女性89・3%だった。高水準だが、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。
<朝日新聞デジタルより>
結婚の厳しい現実が浮び上ってきました。
「いずれは結婚したい」と考えていても結婚できない人が増えているわけです。しかも大きく。
このような状況の中で、40代になってから「結婚しよう」と考えていたのでは、結婚はかなり厳しいかもしれませんね。
年齢的にも、この先、自分に相応しい相手が現れるのかさえ全くわからないのではないでしょうか。
50歳を節目とするのであれば、今から悠長に相手を探して、恋愛して、ご縁があれば結婚などという余裕はないはずです。
当会へ寄せられるお問合せに、「この年で結婚する方法ってあるのでしょうか?」というものがあります。
ようやく婚活を始めてはみたものの現実は想像以上に厳しかったりして、真剣に悩んでしまうようです。
確かに、アラフォーにもなってくると婚活手段は限定されてくるものと思います。
合コンや出会いの交流会へのお誘いは減ってくるでしょうし、婚活パーティーは参加条件が制約され数は少なくなりますし、
婚活サイトやSNSなどのネット婚活は年齢的に抵抗を感じるのではないでしょうか。
かといって、友人や知人からの紹介はあてになりませんし、昔のようなお世話焼きの仲人さんもいないのでは・・
だから皆さん、「確実な手段は結婚相談所しかない!」と決断するのです。
当会にアラフォー世代の登録者が多いのは、そんな先の見えない不安を解消しようという明確な理由があるからなんです。
見栄とかプライドと言う前に、結婚できない恐怖からか「思い立ったら吉日」とばかりに即チャレンジされます(笑)
そして、こんなことを言う方も少なくありません。
「今何もやらずに後々後悔するよりは、今やるだけのことをやって、それでご縁がなければ諦めもつきます」と。
つまり、「あの時なぜ婚活をしておかなかったのだろう」と生涯1人になったときに後悔したくないということでしょうね。
アラフォー世代の結婚対策として、結婚相談所が大きな役割を担うことは間違いないのです。
私たちも、生涯未婚率の上昇を何とか食い止めたいという思いで、年齢的な入会基準を緩やかにしています。
もちろん50歳以上の方もスッキリと結婚を決めています(笑)
実際に40歳を越えると結婚が非常に厳しくなるという現実はありますが、当会で提供しているようなシステムやサービスを
積極的に利用することで、現状より圧倒的に結婚の確率が高くなるのも紛れもない事実です。
生涯未婚者の仲間に入ってしまうのかどうかは、今がんばれるかどうか、にかかっているといっても過言ではありませせん。