新しい結婚相談所に入会した結果
- 2019年05月11日
今月、彼女を両親に紹介し、ほぼ結婚が決まった43歳の男性会員様がいます。
昨年の秋に入会して大きな苦労をすることもなく順調にここまできました。
彼は、当会に辿り着くまでは、いろんな結婚相談所をあちこち渡り歩いていたという経歴を持っています。
6年かけて5ヶ所も転々としていたんだとか・・
料金に重点を置いて、とにかく安い結婚相談所ばかり探して、入会と退会を繰り返していたようです・・
結婚相談所の質や中身などは二の次にして、極力安く済ませようという考えだったみたいですね(笑)
でも、結局どこでも満足できる活動にはならず、結婚に近づくような成果もなかった・・
その安易さが婚活を長引かせ、逆に費用を膨らませる結果となったわけですから、なんとも皮肉です・・
気の毒だったのは、当会へ移ってくる前に1年くらい活動していた結婚相談所が当然営業をストップしてしまったそうです。
やはり料金が格安ということで登録し、ここで結婚相手が見つかるまでがんばり続けようと決めていたらしいのですが、
ある日そこのオーナーから「他の結婚相談所でがんばってほしい」と告げられ、かなり困惑したようです。
彼が、いろいろ詳しく理由を聞くと、どうやらこの結婚相談所がオープンした直後に彼が入会したらしいのですが、
なかなか収益が上がらず、1年足らずで結婚相談所の運営が厳しくなってしまい、やむなく事業を撤退することに。
鳴り物入りでご夫婦で結婚相談所を開業したようですが、思うほど甘くはなかったんでしょうね。
これはよくあるケースですが、新しく結婚相談所を始めたばかりのときは、まず会員を集めないとビジネスにならないため、
料金をかなり安くして集客に努めるんです。
中には、ほとんど無料に近くして宣伝しているようなところも(笑)
当然ながらこれでは利益が出ませんし、新しい結婚相談所のほとんどは仲人経験のないズブの素人さんが開業するもので、
せっかく会員様を集めても成婚まで導いていけないわけですね。
コンスタントに成婚が出なければ、これまた当然ながらお金が何も入ってきません(笑)
入会費用を安くしておいて、成婚料もいただけなければ、結婚相談所が成り立たなくなるのは明らかですよね。
近年では、結婚相談所連盟のテコ入れで、毎月どんどん新しい結婚相談所が急激に増えているわけですけど、
それと同じくらいの数の結婚相談所が毎月閉鎖されている現状があるようです。
やはり未経験の方には難しいのではないでしょうか・・
彼は、その閉鎖された結婚相談所を離れた後、またまたネットで料金が安い結婚相談所を見つけて連絡したそうです。
しかし、何度電話しても連絡が取れなかったため、メールを送ってみたところ、「事情により現在は営業を行っていません」
という感じの返信があったみたいです。
よくホームページを見てみると、これまた開業して2年にも満たないということが判明し、これで完全に懲りたんだとか(笑)
最終的に当会で結果が出たから良かったものの、このまま安い結婚相談所巡りばかりしていたら、お金には代えられない後悔
が残ったかもしれません。
結局、お金だけで判断しても意味がないということですね。
幸い彼は、当会では活動期間が短く大きな費用を投下することもなく終了することになったので、その分を結婚資金に回せる
と喜んでいました。
あくまでもお金にはシビアです(笑)
結婚相談所を選ぶときに「料金」を最優先する人はとても多いのですが、肝心の経験や実績や実力を充分に考慮しないと
踏んだり蹴ったりの婚活になるのではないかと思いま~す。