婚活疲れをする根本的な理由
- 2019年11月25日
いい人がいない、いい人とは出会えない、いい人がいても断られる、いい人とは交際が続かない、
このようなことが繰り返され、そのうちに婚活疲れを起こしてしまう女性は少なくありません。
婚活とはいえ、なぜそうなるかといえば、そこには根本的な理由があると思われます。
その根本がはっきりわかれば、婚活疲れをしない対策も早いうちから練れるのではないでしょうか。
婚活疲れの原因となる根本的な理由とは何のかを探ってみますね。
まずは、このデータをご覧ください。
これは男性の結婚開始年齢のデータです。
この調査で最も多かった男性の結婚年齢ゾーンは、20代後半で全体の39%となっています。
次に多かったのが30代前半で26%です。
「年齢上昇による割合の変化」の列は、2017年に結婚生活を開始したとする婚姻届のうち、どれくらいの割合が
その年齢ゾーンまでに占めているかを示しています。
簡単にうと、「2017年の初婚同士カップルの結婚のうち、この年齢までの結婚が何割を占めているか」ということです。
ここでわかることは、結婚生活を34歳までにスタートした男性だけで79%、つまり8割にのぼっているわけですね。
要するに、34歳までにはほとんどの男性が売れてしまっているということ。
35歳以上の男性が結婚生活に入ったのは残る2割、つまり結婚までこぎつける初婚男性は5人に1人となります。
39歳までとなると実に92%が発生済みとなりますので、40代以上の男性は1割以下の確率の現象にかけることになる、
というのが、データでみた男性の結婚年齢のリアルの姿です。
しかし、多くの女性が本気で婚活を始めるのは30代に入ってからなんです。
そして、男性に対する希望として様々な条件を提示するわけです。
見た目や年齢はもちろん、相手の表面的なスペックや性格まで拘ったりします。
でも、このように女性が求める条件が整ったいい男というのは、当然ながら恋愛市場でもモテるんですね。
モテるタイプの男性がたくさん恋愛すれば、早い段階で結婚へ流れてしまうのは自然の成り行きではないでしょうか。
女性が憧れるような男性はどんどん売れてしまい、結婚市場に残っている限られた男性が婚活のターゲットになります。
ですので、いい人がいない、いい人とは出会えない、となるのは仕方ないのかもしれません・・
また、その限られたいい人というのは、やはり婚活市場でもモテますから、必然的にライバルも多くなるんです。
そうなると、そのいい人たちは、自分が女性を選べる立場になるわけです。
ということは、自分の意志で自分の希望とするタイプの女性とたくさん出会いをつくることが可能になるんですね。
いい人がいても断られる、いい人とは交際が続かない、となる1つの原因だと思います。
「どうでもいい人からは好きになられ、自分がいいなと思う人とは上手くいかない」となり疲れも溜まるかもしれません。
婚活市場においても、自分の望み通りの出会いが待ち受けているわけではありません。
「アラサーくらいになったら動こう」という婚活戦略では、理想を追求した短期集中決戦に疲弊する「婚活疲れ」
という結果に繋がりやすくなります。
ですが、アラサーになり婚活しなければ、もっと結婚が遠のいていく現実がデータを見てもわかりますよね。
実際の結婚年齢の目標を定めるなら、平均年齢はさておき、上記のような実数でみた確率のリアルを考えたいものです。
女性は35歳から、その年に発生する結婚の1割程度しかない「超希少枠」が起こるレッドゾーンを狙う状況になります。
また、女性は30歳から、残り35%の枠を目指すイエローゾーンに突入する状況になることを覚悟しなければなりません。
これでは偶然の出会いに期待して「いい人」を探すのは相当厳しくなるはずです。
つまり、婚活疲れをする根本的な理由は、婚活の開始時期が遅くなってしまったということが一因だと思います。
婚活している男性だって、見た目や年齢を吟味して結婚相手を探しているんです。
婚活市場でも需要と供給のバランスが崩れてしまったら、なかなか「いい人」とは巡り会えなくなってしまいます。
ですから、20代のうちで婚活を始めていれば、それだけ婚活疲れを起こす可能性が低くなると言えます。
もちろん婚活においても恋愛市場と同様に、年齢の上昇と共にいい人はどんどん結婚が決まっていきます。
女性が婚活を決行するにあたっては、年齢が1つでも若ければ若いほど婚活疲れが重症化しないのではないでしょうか。
やはり、今日が一番若いわけですから、なるべく婚活疲れを経験したくないなら今すぐ婚活することが重要なんです。
幸いなことに結婚相談所には、結婚のタイミングを逃した「いい男」がたくさん残っています(笑)
婚活疲れしないうちに、ぜひゲットしてほしいですね。