婚活で理想の相手を追い続けるよりも
- 2017年04月22日
婚活が上手くいかない理由の一つに、人を見ないで条件だけを見てしまう、ということが挙げられます。
年収や学歴や職業などで「足切り」をしてから相手を探そうとすると、出会いそのものを狭くしてしまい、
当然ながら思うような人と簡単には巡り会えなくなってしまいます。
これでは、婚活している意味を見失い、実感も薄れてくるというものです。
運よく希望条件にマッチする人との出会いがあったとしても、話してみるとフィーリングや波長が全く合わなかったり、
求めているタイプとは違っていたり、交際に進んだとしても、相手の短所や嫌な部分ばかりが目についたり、
一緒にても違和感を覚えたりと、とても好きになる状態にならず途中で交際を断念してしまうケースは多いものです。
しかし、それでも条件に拘り続け、同じことを繰り返してしまう・・
結果的に「良い人と出会えない」と嘆くようになり、「自分は本当に結婚したいのかわからない」と思い悩むわけです。
そして、婚活に対する意欲も低下していき、ついには婚活疲れのために行動をストップしてしまうことになります。
このパターンに陥ると、なかなか気持ちを立て直すことが難しくなり、益々結婚への道のりが厳しくなってきますから
未然に対策を考えておく必要があると思います。
このパターンで生じる婚活疲労を防ぐ方法としては、まず、「自分は婚活している」という意識を捨てることです。
この婚活意識が強く働くと、どうしても理想の結婚を相手に求めてしまうんですね。
「せっかく婚活して一生懸命がんばっているのだから、結婚相手を簡単には妥協したくない」と考え、
ずっと理想の相手を追い続けることになります。
理想を追求するあまり、希望条件を捨てきれず、本来自分に合った性格や考え方を持った適格者を見逃してしまう
可能性があるんです。
実は相性もピッタリの運命の人がすぐ傍にいても気づかないなどということもあるわけです・・
恋愛結婚だって、本人に婚活の意識がないだけで、はたから見れば立派な婚活となっているケースは多いものです。
友だちの紹介、合コンへの参加、同性だけで行く旅行、人が大勢集まるイベントや趣味のサークルへの参加など
そんな何気なく生まれる楽しい出会いも一種の婚活ではないでしょうか。
でも、そんな日常の出会いの中では、条件を優先して理想の相手を探しているわけではないでしょうし、
ましてや、完璧に結婚条件に合った理想の相手とたまたま恋愛関係になることなどはあまり考えられません。
自然と出会ってご縁に結びついているだけで、戦略的に結婚しているとは思えないんです。
そういう人たちは結婚が決まれば、「本人たちは婚活ではなく恋愛して相手を見つけた」と言います。
こちらからすれば、「自分で気がついていないだけで、それも婚活と同じ」と言いたくなります(笑)
そんな婚活という言葉を知らない人や婚活に全く興味がない人が、たくさん恋愛や失恋を繰り返して、
すぐに結婚相手が見つからなくても、「もう疲れてしまった・・結婚しない・・」などとは思わないはずです。
だから最終的に結婚できたわけですが(笑)
婚活を重く考えず、もっとフランクな感覚で良いのではないでしょうか?
理想を追求する意識を変えて、出会いありきで婚活すれば、余計な神経も使わず疲れも感じなくなるでしょうし、
断然早く本当に相応しい結婚パートナーと巡り会えるはずです!
一生のパートナーになる人ですから、人間性や人柄重視の恋愛結婚を目指すつもりで婚活に臨んでみましょう。
意識が変われば、あなたにとって最も大切な人が必ず現われますよ。