友人の紹介と親の婚活

  • 2016年10月6日

近年になって出会い年齢が上昇し、交際期間が長くなった理由の一つに「見合い結婚」の減少があります。
2015年度の夫婦の「出会いのきっかけ」は恋愛結婚が87.7%。見合い結婚はなんとたったの5.5%です。

自分の周囲を見ていても感じますが、現代では恋愛結婚が主流。1940年以降、「見合い結婚」の割合はぐんぐん低下し、1970年には完全に「恋愛結婚」が「見合い結婚」を上回ります。
「見合い結婚」がなくなり、独身生活の期限を親戚に決められることがなくなれば、自然と出会い年齢は上昇し、交際期間は長期化します。

また、他にも「結婚へのハードルと独身でいる理由」についての調査では「結婚資金」が男女ともに全体の40%を超える回答数となっています。
「結婚資金が貯まらないと結婚できない」という人が増えていることも、晩婚化を助長させている原因と言えるでしょう。

では約9割の人々が恋愛結婚している今、世の夫婦はどこで結婚相手と巡り会ったのでしょうか?

2015年でもっとも多かった回答は「友人・兄弟姉妹を通して」(見合い結婚も含む総数901人中278人)、続いて2番目が「職場や仕事」(253人)、3番目が「学校」(105人)となっています。この3つのきっかけが主要になっているようです。
とはいえ、「そこでいい人に巡り合えていたら苦労しない!」と思う人も少なくないのでは?

では、未婚者で恋人のいない人はどのように「出会い」を探しているのでしょうか?
最近では「出会い」に関するさまざまなサービスが存在します。「街コン」や「婚活パーティー」に参加している人、または参加している友人がいるという人は今や珍しくないでしょう。

しかしながら、いまだに根強いのが「友人からの紹介」。先ほどの「結婚・家族形成に関する意識報告書」で「出会いのために行いたいこと」を調査したところ、「恋人が欲しい」とする層の62.4%が「友人に紹介を頼む」を選択しました。
女性全体でもこの割合は51.7%ともっとも高く、「合コンやパーティーに行く」については男性よりも低い31.8%となっています。

「婚活」や「恋活」が増えてきたとはいえ、まだ浸透しきってはいない今、親や地域の代わりに「友人」が「出会い」のサポート役を務めているのです。

その一方で「婚活」に親からの干渉があるパターンも存在します。2016年の明治安田生命福祉研究所による「20〜40代の恋愛と結婚」調査によると、「親が自分の婚活に関して情報収集に協力したり、アドバイスをしたりする」としたのは男性で全体の17.7%。女性で12%となっているます。

年齢層別で見ると特に20代の男性では27.9%もの人、つまり4人に1人が婚活に親の干渉を受けています。
ちなみに女性でもっとも親の干渉を受ける年齢層は30代で13.5%。30代女性の7人に1人が親の干渉を受けていることになります。

「見合い結婚」はなくなれど、親が子の「結婚相手」探しを手伝いたいという思いは今も変わらないようです。

ウートピより>

昔のような一般的なお見合いシステムがほとんどなくなった現代では、出会いの問題は大きいようですね。

とにかく自分で行動して出会いをつくっていくしかないわけです。

友人からの紹介で出会って結婚までいくパターンは多いようですが、これにしても自分から友人、知人に紹介を

お願いしていく必要はあるかと思います。

ただし、友人や知人などの第三者にお願いしても、いつどんな人を紹介してくれるのか全く予想がつきませんし、

確実に紹介をしてくれる保証があるわけでもありません。

素敵な相手を紹介してくれるのを気長に待つことになるはずです。

ましてや友人にとっても年齢が高くなれば高くなるほどに紹介相手を探すことが大変になると思われますので、

もし友人からの紹介に期待するのであれば、1日でも若いうちにお願いしておくほうがいいかもしれませんね。

恐らく、友人からの紹介で出会って結婚した人の多くは、まだ年齢に余裕のある若いときに気軽に紹介された

のではないでしょうか。

結婚相手の紹介となると、友人や知人とはいえ、かなりのプレッシャーになると思います。

職場や仕事関係での出会いも定番ですが、これは自分にそういう環境や状況がなければどうしようもないです・・

これらの出会いが難しいようであれば、やはり婚活をするしかありませんよね。

近年は、子どもに代わって親が婚活に励むというケースも増えてきているようです。

親の代理お見合いがあちこちで開催され、話題になったりしています。

当会にも本人に代わってお父さんやお母さんがご相談に来られることも非常に多く、中には多少強引にでも

娘や息子を連れてきて、その場で入会の手続きを取られることもあるんです(笑)

結婚相談所のお見合いであれば、安全で安心だし、確実性も高い、ということをよく言われます。

やはりご年配の方は、お見合いの素晴らしさをよくご存じなわけです。

つまり、運命に任せた偶発的な出会いよりは、必然的な出会いのほうが断然結婚の近道になるということ。

結婚難と言われる世の中になり、自分のことのように婚活に熱心になる親御さんも増えてきていますが、

子どもが「結婚できない、結婚しない」のであれば、親の干渉も致し方ないでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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