個人の結婚相談所というのは
- 2018年06月7日
先日のことですが、非常に暗い声で唐突なお問い合わせがありました。
「そちら結婚相談所ですよね? 結婚相談所はどうやったら開業できるんですか?」
年齢はわかりませんがご年配の女性の方からです。
こちらは仕事が忙しかったのですが、邪険にするわけにもいかず、極力丁寧に説明をしてあげました。
でも、こちらで一生懸命質問に答えて説明しても「はあ~」「ふ~ん」「あそ~」という単調な反応しか返ってきません・・
顔は見えないのですが、愛想は悪く、受け答えも横柄な感じがして、あまり好感が持てません。
心の中で「大丈夫かな?」と思いながらもひと通り説明をして「他に何かご質問はありませんか?」と尋ねると、
無言でブチッ!と電話を切られてしまいました・・
忙しい中、本来の結婚相談業務とは全く関係ない問合せに15分も時間を割いて答えたのに、これです(笑)
いきなり質問を始めて、用が済んだらお礼もなく一方的に終了するなんて非常識ですよね。
仕事には適性というものがあると思うのですが、結婚相談所の結婚アドバイザーや結婚カウンセラーなどは、
特に適性や資質が求められるんです。
それなのに最近は婚活ブームに便乗して年齢、性別問わず多くのアドバイザーやカウンセラーが誕生しています。
実は、個人の結婚相談所というのは誰でも簡単に開業することが可能なんですね。
このお問合せをしてきた女性のような常識のない方もです(笑)
全く社会経験のない方でも、昨日まで専業主婦だった方でも、畑違いの仕事をしていた方でも、人間嫌いの方でも。
つまり、何の経験もないズブの素人でも簡単に参入できるわけです。
個人の結婚相談所を始めるのに資格も届出も認可も必要ないのですから・・
こんなに気楽にできてしまう個人の結婚相談所というのは、ある意味怖い部分があるかもしれません。
極端な話、暇を持て余している主婦が「今日から結婚相談所をやろう」と家の前に看板を出せばできてしまいます。
会社を辞めた無職の人が「再就職が難しいから結婚相談所でもやろう」と言えば、すぐにできてしまいます。
経験があるなしは関係なく、未経験者も大歓迎なわけです(笑)
個人の結婚相談所を開業するのに資金もあまり必要ありませんので、非常に手軽なビジネスなんですね。
ですから、個人の結婚相談所に入会した後に十分なサポートがない、的確なアドバイスがない、何もしてくれない、
という問題が起こるのだと思います。
つまり、個人の結婚相談所のオーナーの知識やノウハウや能力が欠けているというケースも多々あるわけです。
もし問合せをしてきたような女性にお世話になる人がいたらと考えると、気の毒に思えてきます。
他人の気持ちも読めない結婚アドバイザーに自分の人生を託せないのではないでしょうか(笑)
個人の結婚相談所は全国にたくさんあるのですが、そんな個人経営の小規模結婚相談所を探すときは、
オーナーの見極めがとても大切なんです。
その見極め方によって、満足できるサービスが受けられるのか、ちゃんと結婚まで到達できるのかが決ると思います。
当会も大きな組織ではありませんから個人の結婚相談所の部類に入るわけですが、専門分野で長い経験があり、
過去から現在にかけてそれなりの成婚実績もしっかり出しています。
ということで、知識やノウハウや能力はバッチリです(笑)
小規模の個人の結婚相談所というのは、アットホームで親身なサポートや温か味のあるお世話が大きな特長になりますが、
それは当会が最も得意とするところですので、よければ大いに頼ってほしいもんですね。
そっけない態度で自分勝手な行動を取ることは絶対ありません(笑)