アラフォー女性と結婚相談所
- 2016年12月23日
先日、アラフォーの女性からこのようなお問合せがありました。
「今月で40歳になってしまったのですが、もう結婚は諦めたほうが良いでしょうか?」
実は、同じような質問をアラフォー女性から受けることがちょくちょくあります。
20代、30代の頃は、結婚よりも仕事や趣味などの時間が優先され、将来の不安も感じなかったのが、
人生の折り返し地点となるアラフォーになったとたん「本当にこのままでいいの?」と疑問を持ち始めるようです。
アラフォーの女性が結婚を先延ばしにする要因の一つに医療の発達があります。
つまり、高齢出産が以前ほど危険ではなくなっているという認識があるのではないでしょうか。
そんな世の中の変化もあり、精神的にも余裕が出てきたのかもしれません。
とはいえ、女性にとっては、年齢を重ねるたびに結婚や出産に関する悩みが増えていくのも事実です。
たとえば、医療が発達しても、どんどん出産可能年齢までのタイムリミットが迫ってくるという問題があります。
妊娠や出産を決断するために残された時間が少なくなってくるわけですから不安になるのは当然ですよね。
一方、結婚しないことを選択している人は、老後の生活に漠然とした不安を抱いているはずです。
1人きりの寂しい人生を想像してくるのもアラフォーになる頃からではないでしょうか・・
アラフォー女性が、仕事・結婚・出産・趣味などの人生の選択肢を比較的自由に選んできた代償として、
ここにきていろいろ悩んでいるわけです。
当会へ面談に来られるアラフォー女性のご相談は「今後の結婚の可能性」についてがほとんどかと思います。
たくさん悩んで、「やっぱり真剣に結婚を考えよう」という結論に達したとしても、今から悠長に相手を探して、
恋愛して、交際をある程度まで続けて、よければ結婚などという余裕はないはずなんです。
この先、果たして結婚を考えられる相手が現れるのか、上手に恋愛をして着実に交際を継続していけるのか、
という不透明さが残り、結婚まで到達できるのかどうか全くわからないわけですから、かなり皆さん悩みます。
また、意を決して本気で婚活を始めたのはいいのですが、アラフォーという現実は想像以上に厳しかったりして、
また悩む方も多くいらっしゃいます。
ですから、当会へご相談の来られる女性は決断するんです。
「自力では限界を感じるから結婚相談所の力を借りよう」と。
アラフォー女性の登録者が多いのは、そんな切実な理由があるからです。
この年齢まできたら、見栄とかプライドとか言う前に可能性があるうちにチャレンジしようということでしょうね。
そして、結婚相談所にて本格的な婚活をスタートさせるわけです。
こんなことを言うアラフォー女性もいました。
「今何もやらずに後々後悔するよりは、やるだけのことをやってみて、それでご縁がなかったら諦めもつきます」
結婚の可能性があるのに何も行動を起こさず、老後になってから後悔するのはイヤ、という意味だと思います。
幸いにも、その女性会員様は入会から9ヶ月で結婚が決まりましたので、ホッとしました(笑)
アラフォー女性の結婚対策として、結婚相談所が大きな役割を担っていることは間違いありません。
年齢的に出会いの選択肢が限られてくるのですから、自然発生的な結婚は難しいと自覚されている方も多い
と思われます。
「40代ですが結婚できますか?」との質問には、「その気になれば大丈夫です!」といつもお答えしています。
もちろん「絶対」の二文字は付け加えませんが(笑)