お見合い相談とアドバイス
- 2018年04月16日
結婚相談所はサービス業でもあるので、どうしても土日祝が多忙になります。
お見合いやパティ―は集中しますし、面談やカウンセリングなどの予約もやはり立て込むんです。
ですから、土日が明けた月曜日も残務処理などで朝から晩までバタバタと忙しいんですね。
とりわけ何十件とあったお見合いの報告や返事の対応や処理にかなりの時間を要します。
ただ単に事務的に作業を行っていくというわけにはいかず、いろんな相談にも応えていかなければなりません。
メールや電話で1つ1つ報告を聞き、何かあればアドバイスしていくのも結構な重労働になります(笑)
そのお見合い報告の中には、たまにびっくりするような報告もあるわけです。
お見合い相手の言動に困惑したり、想像していなかったハプニングに見舞われたり、ちょっしたトラブルがあったり・・
このような出来事は、「お見合いの基本」が全くわかっていない場合に起る傾向があります。
知らず知らずのうちに会話や仕草、行動がマイナス印象を与えているケースはよくあるんです。
会員様の話を聞くと「お相手がお見合いというものをまるでわかっていない」という内容も多い・・
でも、大抵はお相手に悪気があるわけではありません。
自分では普通に会話し、普通に接しているつもりだと思います。
ただ、それがマナー違反やルール違反になっていることを知らないんです。
マイナス印象を与えて自分の評価を下げていることをに気づかないんです。
ですから、そのような方には誰かが気づかせてあげて、教えてあげないといけないんですね。
そうでなければ、これから先何十回、何百回とお見合いを繰り返しても、恐らくなかなか交際には結びついていかず
無駄な時間ばかり費やしてしまうなんてこともありえます。
ついには、自分は何のために結婚相談所に登録したのかわからなくなってくるかもしれません・・
誰かに的確なアドバイスや正確な指導が受けれないとお見合い活動は非常に苦労することになるはずです。
本来は、会員様にこの「気づき」や「知識」をしっかり教えて、改善させるのが結婚相談所の役目になります。
当会には他の結婚相談所の会員様から「お見合いの方法」についてのご相談が入ることがよくあるのですが、
いろいろ話を聞いていると専門家の指導やアドバイスを受けれない方は気の毒だな~と感じてしまいますし、
ちゃんと教えてあげない結婚相談所は残酷だな~と思ってしまうことさえあります(笑)
当会で会員様以外にもお見合い相談やプロトレーナーによる実践形式のお見合いレッスンを行っているのは、
いわば専門機関の使命感のようなものがあるからなんですね。
お見合いに苦戦している人には、早く気づいて改善してほしい、早く成功して次のステップに進んでほしい、
そんな思いで始めました。
ときにはお見合い現場まで出向き、みっちり点検し、どこがダメなのか原因を探っていきます(笑)
たまに当会の会員様からお見合いが終わった後に、「今日のお相手の方にも教えてあげてください!」と
お見合いの極意をアドバイスするように要請されることがあるんです。
冗談とはいえ、お相手に何かしらの原因があり、お見合いが失敗したと感じて出た言葉に違いありません(笑)
もちろんご本人からの要請があれば、いくらでもお見合いの相談に乗りますし、しっかりとアドバイスいたします。
結婚相談所とは無関係な方でも他の結婚相談所の会員様でも、誰でも連絡していてきてほしいと思っています。
毎回会員様のお見合い報告を聞いていると、不思議に思うこと、残念なこと、つい笑ってしまうようなことがあるんですが、
とにかくお見合いを成功させるのは協力関係を結んでいる結婚相談所全体の義務ではないでしょうか。