お見合いによる仮交際の基本
- 2019年07月22日
結婚相談所でお見合いして、双方で交際OKとなったら連絡先交換し、仮交際がスタートします。
仮交際とは、真剣に結婚を考えて付き合っていけるかどうかを見極めるために設けられた予備期間のようなものです。
この仮交際を経て、初めて一般的な恋人と同じように結婚を前提とした真剣交際に入っていくため、
仮交際をいかに上手に進めて、お互い特別な存在になれるかが結婚に向けての大きなポイントになるんです。
ですから、仮交際というのは自分の結婚を左右する非常に大切な期間ということになります。
まだこの先どうなるか何もわからない仮の交際などと甘く考えてはいけません(笑)
では、こんなにも大切な仮交際を進めるにあたっての基本的なことは何でしょう?それをご説明しますね。
*仮交際がスタートしたら、とにかく回数を会っていくこと。
仮交際となり連絡先交換した後は、すぐに会い、続けてたくさん会っていくことが大切なんです。
特定の人と仲良くなろうと思ったら、1カ月に1回だけ中身の濃いデートをするより、お茶やランチだけでもいいので、
1週間に2回会ったほうが親密度が上がるんですね。
これは心理学でいう「単純接触効果」によるものです。
とにかく接触することが重要なので、短い間にたくさん会うことを心掛けてください!
ほんの短い時間世間話をしたり、挨拶を交わす程度でも効果がありますよ。
頻繁には会えないということであれば、毎日メールやラインをでやりとりしたり、ちょくちょく電話で話をしたり
という行動も「接触」にカウントされますので、とにかくマメに相手と接しておきましょう。
*仮交際の初期は食事デートをメインにすること。
美味しい物を食べながら話をすると人間関係を友好にして、話を受け入れやすい状態になるんです。
美味しい食事にポジティブな感情を持つことで、一緒に食事をしている相手に対しても好意的になるわけですが、
これを心理学では「ランチョンテクニック」と言われています。
なので、初デートでは、みっちりと計画を練るよりも、雰囲気のいいお店に行き、美味しい食事を共にしながら
1,2時間程度楽しくおしゃべりして終わるようにすると、2回目に繋がりやすいです。
そんな食事デートを何度か重ね、どんどん仲良くなっていきましょう!
だいぶ打ち解けて親しくなってから、練りに練った1日デートを決行するほうが真剣交際に近づくと思います。
*仮交際でも相手に好意があることを伝えておくこと。
当たり前ですが、交際していてお互いに「好き」という感情が芽生えなければ、結婚前提の交際には至りません。
そこで、仮交際中とはいえ、相手に少しでも好意を感じたら、それをちゃんと伝えましょう!
相手がどう思っているかは未知数ですが、まずは自分が好意を伝えることで結婚への扉が開かれるんですね。
人は、相手から好意を示されると自分も好意で返そうとする心理があるんです。
これを「好意の返報性」と言います。
「好意の返報性」とは「返報性の原理」の一種で、相手に何かをしてもらったときに、自分も何か返さなければいけない、
と思う作用のことなんです。
つまり、相手に好意を示されたら自分も好意を示さなければいけない、という心理作用が働きますので、
相手に「好き」と告白されることで、自分も意識しだして「好きかも」と思ってくるわけです。
ここで両想いということが確認できれば、仮交際を脱出して真剣交際に突入していけることでしょう。
結婚相談所でお見合いして仮交際がスタートしたら、この基本の3ポイントは確実に押さえておいてください。
これで仮交際が軌道に乗れば、結婚相談所の「交際期間3カ月」が現実味を帯びてきます。
当会では、会員様の仮交際も徹底的にチェックしていますので、規定の交際3カ月を待たずに成婚となるケースも
よくあるんです(笑)