お見合いで相手が引いてしまう話の聞き方
- 2023年07月2日
人の話を聞くという行為は、毎日当たり前のようにしていることでとても簡単なことに思えてしまいますが、
これがお見合いでは意外と難しく、1つ間違えると相手の気持ちが一気に引いてしまうばかりか、
ときにはクレームの元になってしまう可能性があるんです。
そこで、「お見合いの場面で相手が引いてしまう話の聞き方」とはどんなことかお知らせしたいと思います。
①相手の話を途中でさえぎる。
相手の話が最後まで終わらないうちに、「そうそう、それで・・・」「あ、それはですね・・・」という感じで
途中でさえぎって自分の話を始めてしまう人がいます。
頭の回転が速かったり、話し好きの人に多いようですが、これを繰り返されると相手は楽しくなくなってきて、
ついには何も話したくなくなるんです。
なぜなら自分の話が共感されたり肯定されることもないまま突然相手に主導権を握られてしまったがために
「十分に話を聞いてもらった」という満足感が得られないからです。
誰でも話を横取りされたら面白くないですよね。
お見合いは、お互いを知るための場ですから、そこで自分を知ってもらう機会を奪われたら気持ちが引くのは当然。
いくら気持ちが乗っているからといっても話を途中でさえぎる会話ドロボーにならないように注意しましょう。
➁相手の顔を見ないで話を聞く。
もし友だちに話しかけたときに相手がずっとスマホを見ながら話を聞いていたらあまり良い気持ちはしないですよね。
お見合いでも同じで顔を見ないで話を聞いていると相手が自分の話をちゃんと受け止めてくれているのかどうかわからず
とても不安になるわけです。
視線をキョロキョロ泳がせたり、じっとうつむきながら話を聞いていれば、「自分には興味がない」と相手に受け取られ、
会話がストップする事態になるかもしれません。
ですので、照れや恥ずかしさがあったり、凄く人見知りだったり、異性との会話に慣れていないなどといった理由で
なかなか相手の顔を見れないのなら、せめて話を聞き終わった瞬間だけでも構いませんので、相手の顔をしっかり見て
「そうなんですね」「よくわかります」と笑顔で一言返してほしいんです。
それだけども相手の気持ちが引いてしまう緊急事態を防げると思いますよ(笑)
③そっけない返事しかしない。
相手の話を聞きながら「はぁ」「へぇ」とそっけない返事しかない人に対して「私の話はつまらないのね」と感じる
のは当たり前のことですね。
相手の話に興味がなさそうにそっけない返事ばかりしていると、相手の気持ちが引いてしまうというよりも、
相手を不快にさせる原因になることがあります。
一発勝負の場であるお見合いで、相手の話を聞いているときは、やはり聞き上手の基本に戻ることが大切です。
相手にわかるように大きくうなずき、タイミングよく相槌を打つことで相手は楽しく話を続けることができるんです。
そして、少しでも興味のある話ならば、少々身を乗り出して話を聞くくらいがちょうどいいと思います。
中には口下手でそっけない返事しかできないような人もいるかもしれませんが、そんな場合は上手く相槌を打ちながら
少し大きめなリアクションを取ってみてください。
④時計をチラチラ見る。
相手の話を聞いているときに時計をチラチラ見る人がたまにいます。
確かにお見合い時間にはある程度制限があり、時間が気になるのはよくわかります。
しかし、それをやられた相手は「退屈で早く切り上げたいのかな?」「私に関心がないからもう終了したいのかな?」
と思ってしまうわけです。
自分では深い意味がなく癖で時計を見ているのかもしれませんが、相手は非常に嫌な気持ちになることがあるんです。
お見合いに気持ちが入っていないと受け取られたら相手が完全に引いてしまうのは目に見えていますよね。
ですから、もしお見合いの後に他の予定があり本当に時間が気になるときは、話の区切りがついたタイミングを見計らい
チラッと1回時計を確認するようにしましょう。
これであれば相手に不快感を与えることもなく、むしろ相手も時間を気にしてくれると思います。
⑤話の途中でスマホをチェックする。
耳では相手の話を聞いているし、相手の話も続いているからスマホをチェックしても問題ないだろうと考えていると
何か急用ができたのか、それとも大切なメッセージが入ったのかと相手はとても気になってしまいます。
また、話の骨を折られる形にもなりますので、相手に大変失礼ですよね。
チェックだけではなく、スマホをいじっているようなら「私の話はどうでもいいのかな」と一気に気持ちが引いてしまい、
早々にお見合いを終了したくなることも・・
いつもの癖で自然とスマホに手が伸びることもあるかもしれませんので、お見合いの最中はスマホは鞄などにしまって
相手の話に集中するようにしましょう。
もしどうしても急ぎで何か確認しなければならないことがあるときは、話の途中でも相手にトイレを行くことを告げて、
さりげなく席を外してスマホをチェックするようにしてくださいね。
このようにお見合いで相手が引いてしまう話の聞き方はいろいろありますが、上手な話の聞き方の基本は、
・常に相手の話に対して興味、関心を持つ
・話がしっかりと伝わっていることがわかる聞き方をする
・楽しく会話しているときも思いやりと気遣いを忘れない
といったことになります。
ぜひお見合いに臨む前に相手のテンションが上がってくるような前向きな話の聞き方をマスターしておきましょう。